카드로 살 테니까 좀 싸게 해 주세요.
[카드로 살 테니까 좀 싸게 해 주세요]
今日は、韓国に行ったときに使えるフレーズです。
これが言えるようになると、
ただでさえ安いお買いものがもっと安くなるかもしれないですよ
さて、分解します。
카드로 = 카드(カード)に用途を表す로(~で)が付いたもの
살 테니까 = 사다(買う)の未来連体形に文法테니까が付いたもの
좀 = ちょっと、少し
싸게 = 싸다(安い)の語幹に게(~く)が付いたもの
해 주세요 = 하다(する)の連用形に주다(くれ)が付いて、
さらに尊敬を表す시が付き、해요体にしたもの
ちょっとだけ長いですが、
今日勉強する文法は、1つです。
“-ㄹ 테니까”です。
この文法も非常によく使うので、
ぜひ覚えてください。
それでは解説を始めます。
まずは“테니까”の“테”ですが、
これはもともと“터+이(다)”でした。
2文字が縮まって1文字になったんですね。
そこで、“터”って何かというと、
強い意図・推量・予定を表し、
「つもり、はず」と訳します。
したがって、基本的に未来のことを言うときに使うんですね。
だからこの前に来る動詞は未来連体形にする必要があるのです。
そして、“니까”ですが、これはご存知でしょう。
理由を表して「~から」と訳しますよね。
以上より、“-ㄹ 터+이(다)+니까”となり、
日本語訳は、「~するつもり/はずだから」となります。
しかし、普通は縮約形を使うので、
“-ㄹ 테니까”となり、同じように訳します。
これで、日本語訳はわかりましたね。
では、もうちょっと詳しく見ていきます。
「~するつもり/はずだから」という訳から、
「するつもり/はず」なのは誰か分かりますよね?
そうです。
「私」です。
では、次。
この後に続く文章を考えます。
今日のフレーズを見てください。
どんな文章が続いていますか?
“좀 싸게 해 주세요”ですね。
注目してほしいのは、“해 주세요”の部分です。
訳は、「してください」ですよね。
「してください」と頼んでいるのは「私」ですが、
頼まれて「する」のは誰でしょうか?
「あなた(相手)」ですよね。
整理してみます。
「(私が)するつもり/はずだから、(あなたが)してください。」
こういうことです。
もっと簡単に言えば、
「私がこれするから、あなたはそれしてね」
っていう表現です。
だんだん分かってきましたか?
したがって、“-ㄹ 테니까”のあとには、
「してくれ」という意味の文言が来ます。
それが丁寧な表現かタメ口かはそのときの状況や人によって変わりますが、
「~してね」と相手にお願いする文言が絶対来ます。
例えば、今日のフレーズの語尾をちょっと変えてみましょうか。
“카드로 살 테니까 좀 싸게 해 줘요.”
“카드로 살 테니까 좀 싸게 해 줘.”
“카드로 살 테니까 좀 싸게 해 주라.”
いろいろ考えられますね。
さて、今日のフレーズですが、
以上のように訳すと、
「カードで買うつもりだから、ちょっと安くしてください。」
となります。
これで正解なんですが、
個人的な話をすると、私は「つもり」は訳しません。
もちろんそのような意味だということは分かっているのですが、
「つもり」を入れるとなんかくどいような気がするので、
普通に「カードで買うから」と訳します。
だって、実際問題「カードで買うつもりだから、ちょっと安くしてください。」
とはあんまり言わないと思います。
日本語ではストレートに、
「カードで買うから、ちょっと安くしてください。」と言うと思います。
ということで、今回も「つもり」を抜いた訳にしておきますね。
あと、最後に一つだけ付け加えます。
「してくれ」という部分なんですが、
たまに言わなかったりします。
日本語でもそんな表現の仕方がありますよね。
今日のフレーズで言うと、
「カードで買うから・・」までしか言わないという感じです。
「安くして」ということを暗に意味しているんですね。
このようにあとの部分を言わなくても分かるやろというときは、
日本語と同様に省略したりします。
たまにこのような表現が使われることがあるので、
頭に入れておきましょう。
今日のフレーズは、
카드로 살 테니까 좀 싸게 해 주세요.
= カードで買うから、安くしてください。
でした。