괜찮다고 쳐요. [괜찬타고 쳐요]
今日も重要なフレーズです。
しっかり覚えてください。
分解します。
괜찮다고 = 괜찮다(大丈夫だ)+고
쳐요 = 치다(みなす、(~と)する)の해요体
とりあえず文節で分けましたが、
文法があるのでこのように分解すると
ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
“괜찮다”は問題ないだと思うので、
文法の解説に入ります。
今日のテーマは、“~고 치다”です。
まず日本語訳から言うと、
「~とみなす、~とする、」です。
状況によってこの日本語訳で直訳しても
違和感のあるときもあるかと思いますが、
ニュアンスとしてこのような意味だということだけ
覚えておいてください。
ここからの変化としては、語尾の活用ですね。
해요体、過去形、タメ語、~고等みたいに接続語を
つけて文章を続ける、などいろいろ考えられますね。
あとは、“~고 치다”の“~”の部分です。
それは日本語で考えてもわかると思いますが、
頻度的には用言が多いかなと思います。
体言でも使えることは使えます。
ここでは用言の解説をしますが、
問題は“~고 치다”につなげるときの動詞の活用です。
原形ではありません。
原形の語幹でもありません。
簡単に言うと、引用表現と同じ活用です。
引用表現というのは、「~と言う」という表現です。
具体的には、「Aさんは明日旅行に行くと言った。」みたいな表現ですね。
動詞の活用はこれと同様です。
引用表現の文法を知っている方は、もう説明も不要だと思います。
知らない方はこの場で覚えてください。
参考書を持っている方は引用表現のページを見ながらだと
理解は早いと思います。
さて、動詞はどの形で“~고 치다”につなげたらいいのか。
答えは、한다体です。
한다体ってなにか見ていきます。
用言の中でもまずは動詞を見ましょう。
韓国語には받침(パッチム)があり、
活用を考えるときはとでも重要です。
日本人泣かせですけどねw
この받침のありなしで活用の仕方が変わってきます。
받침なし → 語幹+ㄴ다
받침あり → 語幹+는다
例えば、“가다”という単語であれば받침はないので、
“가다”の語幹“가”に“ㄴ다”を付けます。
すると、“간다”となります。
一方、“먹다”という単語は받침があるので、
“먹다”の語幹“먹”に“는다”が付きます。
“먹는다”となります。
ちなみに発音は注意ですね。
以上のように活用して、“고 치다”にくっつくことになります。
“가다”の場合は、“간다고 치다”ですね。
日本語訳は、「行くとする」です。
“먹다”の場合は、“먹는다고 치다”です。
日本語訳は、「食べるとする」です。
次に用言は用言でも形容詞の場合です。
動詞とは活用が違うので気を付けてください。
形容詞は받침の有無で活用が変わりません。
받침なくてもあっても → そのまま(原形)
まさに“괜찮다”がそうですね。
받침があってもそのまま“고 치다”にくっつきます。
ここで今日のフレーズの日本語訳がわかりますね。
“괜찮다고 쳐요.”は、「大丈夫とします。」です。
ではもう少し한다体について解説します。
過去形はどうなるのか。
過去形はどんな品詞でも活用は一緒です。
動詞でも形容詞でも받침のない単語でもある単語でもです。
普通の過去形の原形に“고 치다”を付ければいいだけです。
例えば、“괜찮다고 쳐요.”の“괜찮다”を過去形にしたいときは
“괜찮았다고 쳐요.”となります。
つまり、語幹+았다/었다+고 치다
あるいは、했다+고 치다
とすればいいわけです。
以上が한다体ですが、
少しややこしいのでしっかりと覚えてください。
自分でいろんな単語で作ってみて慣れてください。
“習うより慣れろ“です。
簡単にまとめます。
動詞
받침なし → 語幹+ㄴ다
받침あり → 語幹+는다
形容詞
そのまま(原形)
過去形
品詞を問わずすべて過去形のそのまま原形
これらのことを踏まえれば、
今日のテーマである、“~고 치다”もレパートリーがいっぱい増えますね。
使い方はほとんど日本語と同じです。
訳せば違和感のあるときもありますが、感覚で理解してください。
ちなみに今日のフレーズは、
“과속 스캔들(加速スキャンダル)”という映画に出てきてました。
レンタルショップにあるので、よかったら借りてみてください。
ちなみにこのフレーズが出てくるシーンは笑いポイントです。
ラブコメで面白いので、ぜひご鑑賞ください。
話を戻して、今日のフレーズの訳ですが、
このシーンの訳語にしておきましょう。
では、今日のフレーズは、
괜찮다고 쳐요. = 大丈夫ってことにしてるのよ
でした!