모르는 척하지 마라! [모른 처카지 마라]
一度は聞いたことフレーズですね。
よく使う文法が入っているので、ぜひ覚えてください。
分解します。
모르는 척 = 모르다(知らない)の語幹+現在連体形-는+척(ふり)
하지 마라 = 하다の語幹に否定の命令形-지 말다が付いて、
タメ語にしたもの
今日はちょっといつもと違うところで区切ってみました。
今日は2つ勉強します。
1.-는/-ㄴ+척
2.-지 말다
まずは、“-는/-ㄴ 척”です。
“-는/-ㄴ 척”は本来“-는/-ㄴ 체”です。
つまり、“척”と“체”は同じ意味で、「ふり」です。
なぜ同じ意味の単語が2つあるのか簡単に言うと、
“체”をより口語・話言葉で使うのが “척”という単語だからです。
もちろん“체”という単語も口語で使いますが、
基本的に“척”の方が話し言葉では多いかなという気はします。
ということで、意味・使い方はともに同じなので“척”で解説を進めます。
“척”の前にある“-는/-ㄴ”ですが、
これはどういう意味かわかりますか?
初めに書いたように連体形です。
つまり、「動詞+“척”」の+の部分が
つなぎの役目となる“-는/-ㄴ”となっているのです。
そして、“-는/-ㄴ”ですが、動詞の場合、
“-는”は現在連体形で、“-ㄴ”は過去連体形です。
言い換えると、動詞が名詞に修飾するとき、
現在の意味であれば“-는”、
過去の意味であれば“-ㄴ”です。
例えば、모르다を過去連体形で척を修飾すると
“모른 척”となりますね。
てことは、今日のフレーズではどっちでしょうか?
次に、-지 말다の解説です。
「否定の命令形」です。
日本語でいうと「~するな」ですね。
動詞하다で書くと原形は“하지 말다”です。
「するな」ですね。
語尾の活用がちょっとややこしいので、少し勉強しましょう。
해요体で書くと、“하지 말아요”です。
タメ語で書くと、“하지 마라”“하지 마”です。
丁寧な表現で書くと、“하지 마세요”“하지 맙시다”です。
ちょっと変則なので覚えないといけないですね。
ドラマ等を見ていたらよく使われているので、
聞いたら否定の命令を言ってるんだなってのは
みなさんも知っていると思います。
自分も使えるように、ぜひ慣れておいてください。
“하지 말다”
→“하지 마세요”“하지 맙시다”
→“하지 말아요”
→“하지 마라”“하지 마”
ちなみに、使える“하지 말다”の表現を一つ!
착각하지 마!
一度は言ってみたいですw
解説は音声で^^
さて、話を戻して今日のフレーズです。
以上のことから日本語訳はわかると思います。
모르는 척 ・・・知らないふり、わからないふり
하지 마라 ・・・するな
“척”と“하지”の間で区切りましたが、
実は“척하다”という一つの動詞です。
訳としては「ふりをする」
「名詞+하다」でできた単語ですね。
もちろん“척하다”という動詞で使わなくても
“척”で止めて文章をつなげるときもあるので、
常に“척하다”ではないといけない
というわけではないということは知っておいてください。
ということで、つなげてみると・・・
「知らないふりをするな!」
って意味になりますね。
今日の解説は以上です。
今日のフレーズは、
모르는 척하지 마라! = 知らんふりすんな!
でした!