너무 웃긴다~ [너무 웃낀다]
分解します。
너무 = あまり(に)、とても、めちゃくちゃ
웃긴다 = 웃기다(笑わす、笑わせる)の한다体
では解説します。
まず“너무”です。
訳は上に書いてあるように
「あまり(に)、とても、めちゃくちゃ」です。
これらの訳を見て、他に似たような訳の単語は思い浮かびませんか?
紙に書いてみてください。
아주、매우などがあります。
実はこれらは若干ニュアンスが違います。
でもこの二つはほぼ同じニュアンスと言ってもいいと思います。
ただ“너무”という単語は少し注意が必要です。
辞書で引いてもらってもわかるように、
「度を越して」というニュアンスがあります。
これはどういうことかというと、
悪い意味で程度がひどいときに使います。
つまり“너무”の後ろに来る単語は、
悪い意味の単語・否定的な意味の単語が来ます。
例えば、“너무 뚱뚱하다”(「とても太っている」)
なので、一般的にいい意味で使う“날씬하다”であれば、
“너무 날씬하다”はおかしいのです。
こういうときは“아주 날씬하다”(「とてもスマートだ」)
と言うのが正しいのです。
なんとなくわかったでしょうか?
日本語では、どれでも「とても、めっちゃ」という意味なんですが、
“너무”は度が過ぎてる悪い意味の単語と一緒に使うのです。
これが“너무”の本当の使い方です。
しかし、今はどんな単語にも“너무”を使います。
例えば、“너무 예쁘다”(「とてもきれい」)
きれいといういい意味に対しても実際は使っています。
本当なら文法的に間違っているのですが、
「度が過ぎるくらいきれい」という意味で
ものすごいきれいという表現をしたいときに
“너무”を使ったりします。
よって今ではどんな単語に対しても度が過ぎたことであれば
“너무”を使っているのですが、
本来の意味は悪いマイナスの意味の単語とともに使う
ということを覚えておいてください。
次に “웃기다” です。
訳は「笑わす、笑わせる」です。
「笑う」という意味の“웃다”の使役形です。
今日のフレーズの他によく聞くフレーズとしては、
“웃기지 마!”(「笑わせんな!」)
というものがあります。
見ての通り、否定の命令形ですね。
使い方も日本語の「笑わせんな!」と一緒です。
簡単ですね。
では、今日のフレーズに戻りまして、
“너무 웃긴다”の“웃긴다”ですが、
これはどういう構造になっているのかわかりますか?
だって、原形でもないし・・・
なんで“ㄴ”があるんやろー、
“ㄴ”ってなんやろーって思いませんか?
実はあなたは知っているはずですよ!
すでに解説はしましたからね。
思い出してください。
そうです。
한다体です。
タイトルが“괜찮다고 쳐요.”のときのテキストの中で、
한다体について触れました。
作り方に関してはここでは割愛しますね。
なんやっけ?って思った方は復習してください。
今日は意味だけ少し解説します。
日本語だと活用させなくても原形でも使いますよね?
「行く?」って聞かれて「行くぅー」とか。
しかし韓国語では話すとき、動詞は原形のままでは言いません。
絶対なにかしらの活用をさせます。
例えば、합니다体であったり、해요体であったり、命令形であったり・・・
でも原形に近い表現をしたいときはどうするのかと言うと、
それが한다体なのです。
한다体は、その単語の訳語そのままを当てはめればいいのです。
そうすると日本語訳をしたときに不自然になることが多いのですが、
考え方としてはそんな感じです。
それでも訳語をつけるとすれば、「~ぞ、~よ」です。
「ぞ」か「よ」は男女だったりそのときの状況によります。
“나 간다”だと「俺行くぞー」とか「私行くよー」と訳せます。
電話を切るときに“끊어”とか“끊는다”とか言いますが、
この“끊는다”も「切るぞー、切るよー」と訳せます。
よって、今日のフレーズの“너무 웃긴다”は、
「めちゃくちゃ笑わせるぞ」と訳せます。
あれ?日本語訳なんか変ですね。
「こいつ俺をめちゃくちゃ笑わせるよるぞ」
ってぐらいのニュアンスでしょうか。
こんなときはあまり固執せずに訳してください。
でも経験上たいていはこれで訳せますよ。
ところで、今日のフレーズはどんな時に使われるのか。
会話の中ででもいいんですが、わかりやすい例を出します。
バラエティー番組を見てて芸人が面白いことをしたのを見て、
“너무 웃긴다~”と言ったりもします。
つまり、その芸人がテレビを見ている私を笑わせるんですね。
なんで、「めちゃくちゃ笑わせるね~」と訳した方がいいかもしれません。
日本語ではこんな表現の仕方はしないですよね。
これは韓国語独特の表現・捉え方だからです。
テレビを見ていてのこのフレーズの訳としては、
日本人独特の表現として「ウケる~」がピッタリだと
個人的に思います。
ちなみにタメ語で“너무 웃겨”と言ったりします。
他にも“웃기네~”と言ったりもします。
言いたいことは一緒です。
他にもテレビを見ていてじゃなくても
「あんた何言ってんの!?笑わせんなよ!」
というような場面での“너무 웃긴다~”もありますよね。
そんなときは単純に
「(度が過ぎるくらい)笑わせるな~」という感じで訳します。
解説は以上です。
原稿を書いているうちに話したいことがいっぱい出てきて、
いろいろ言いすぎてややこしくなったかもしれないですが、
頑張って覚えてください。
では、今日のフレーズは、
너무 웃긴다~ = めっちゃウケる~、笑わせるな~
でした。
웃기네はタメ語的なんですか?
よく聞くのですが、ニュアンス的にはどうなんでしょうか?