까먹었어!! [까머거써]
今日はフレーズというか単語になっちゃいますね。
分解のしようがないので、
さっそく解説に入ります。
まず構造から見ていきます。
「(約束や記憶などを)忘れる」という意味の까먹다を
過去形까먹었다にして해요体까먹었어요の요を取って、
タメ口にした形になっています。
構造は簡単ですね。
特に文法はないので、本当に単語の紹介ということになってしまうんですが、
この単語は結構使われます。
訳は、先述したように「(約束や記憶などを)忘れる」です。
でもそうすると、잊다あるいは잊어버리다となにが違うの?という話になってきます。
잊다は、単純に「忘れる」を意味します。
잊어버리다は、「忘れてしまう」を意味し、
「(約束や記憶、物などを)忘れる」という使い方もします。
要は、どんな「忘れる」にも多用できる単語ですね。
とすると、까먹다と似たような意味になるのではないかということになりますが、
どうでしょうか。
使い方の違いとしてまず1点目は、
까먹다は俗語だということが言えます。
友達同士や独り言でしかいいません。
そして、2点目は、
先ほど言った「(約束や記憶などを)忘れる」という訳、
辞書に書いてあることを転記したのですが、
ニュアンスが足りない訳だと思います。
あくまでも私の感じるニュアンスなんですが、
「ド忘れする」「うっかり忘れる」
というニュアンスの方が正確だと思います。
よって、今日のフレーズの日本語訳は、
「ド忘れした!!」
と訳すのが、ニュアンス的にぴったりだと思います。
なので、状況的としては慌てているときが多いですかね。
で、単発で言います。
例えば、
“잊어버렸어.”だと、
会話の中で「消しゴム持ってくるの忘れた」というような感じで、
ある程度冷静な感じでも使います。
しかし、“까먹었어!!”は、
急に思い出していきなり“까먹었어!!”って言ったりする状況が多いです。
“까먹었어!!”と言うと、
なんかネイティブっぽいですよ(笑)
では、今日のフレーズは、
까먹었어!! = ド忘れした!!
でした。
補足しておきます。
両方、意味はほぼ同じです。
ただ、까먹다は俗語なので、年上の人とかには使えないです。
一方、깜박하다は、年上にも友達同士でも使えます。
”까먹다”というのは、
もともと까다(剥く)の連用形に먹다(食べる)が付いたもので、
「剥いて食べる」という意味です。
それが転じて「うっかり」という意味になりました。
どういう経緯でこのような意味が転じたのかはわからないですが、
派生してきた単語なので、フォーマルな単語ではないということですね。
したがって、意味はほとんど一緒だけど、
話し相手によってどっちを使うかが変わる、
と覚えておいてください。