선생님의 아들이 백수라면서요.
[선생니메 아드리 백쑤라면서요.]
今日もそんなに難しいことはないです。
ちゃちゃっと覚えてください。
分解します。
선생님의 = 선생님(先生)に所有格의(~の)が付いたもの
※所有格의の発音は例外なく[에]
아들이 = 아들(息子)に助詞이(~が)が付いたもの
백수라면서요 = 백수(ニート)に라면서が付いて、
丁寧な表現にするため요を付けたもの
文法以外はそんなに難しくないですね。
文法の解説に行くまでに一つだけ補足しておきましょう。
“백수”という単語、男性に使います。
日本語訳は「ニート」ですが、
由来は漢字語の“백”=「白」、 “수”=「手」、
つまり「白い手」から来ており、
手を汚していない、手を使っていない、働いていない
ということから「ニート」という意味で使われています。
一方、女性に対して「ニート」はなんて言うのかというと、
“백조”といいます。
本来の意味は「白鳥」です。
“백수”に対して創られたのだと思います。
“백수” “백조”も同じ「ニート」ですが、
どちらも俗語ですので、話し言葉にしか使いません。
堅い文書には絶対書かないので注意してくださいね。
では、今日のテーマに入ります。
“면서”です。
“면서”と言えば、どんな使い方をするか分かりますか?
おそらく下のような使い方だと思います。
TV를 보면서 저녁 먹고 있어요.
テレビを見ながら、晩御飯を食べています。
“면서”=「~ながら」ですね。
よう使うのでもうご存知ですよね。
今日のテーマはこれとは違う使い方をします。
頻度的には「~ながら」より少ないかもしれないですが、
たまに使いますし、友達同士の会話では頻度が上がります。
では、今日のフレーズでの使い方を解説します。
ではまず例文を挙げてみましょう。
형,새 차 샀다면서요.
야,이번 주말에 유럽에 여행 간다면서.
会話文がないと分かりにくいですかね?
でもこの“면서”は一言目に言うセリフです。
さて、上の例文からある規則に気付きませんか?
“면서”の前の部分です。
今まで何度か出てきている文法ですね。
そうです。
“면서”の前には、“한다体”が来ます。
“한다体”の解説については割愛しますね。
分からない方は以前の解説を参考にしてください。
つまり、今日の文法は“한다体+면서”という表現なんですね。
ここが「~ながら」とは違います。
では、先ほどの例文を用いて“한다体+면서”の日本語訳をしてみましょう。
형,새 차 샀다면서요.
兄貴、新しい車買ったんですってね。
야,이번 주말에 유럽에 여행 간다면서.
おい、今週末ヨーロッパに旅行行くんやって?
なんとなくわかりましたか?
他人(第三者)から聞いたことを(本人に対して)確認するときに使います。
「~なんですってね?/~なんだって?」こんな感じです。
そして、丁寧な表現にしたいときは“한다体+면서요”とすればいいですし、
タメ口で話すときは“한다体+면서”で留めてください。
そんなに難しくないですよね?
さてさて、今日のフレーズを見てみましょうか。
선생님의 아들이 백수라면서요.
よく見ると、“라면서”となっていますね。
“라”ってなんでしょう?
もう検討は付きますよね?
“면서”の前が用言ではなく体言(名詞)の場合、
“体言+(이)라면서”となります。
“라면서”の前に이が入るかどうかは、
その前の単語がパッチムで終わっているかどうかですね。
パッチムがあれば、“体言+이라면서”
パッチムがなければ、“体言+라면서”
ということで、
今回は“백수”という体言(名詞)なので、
“라면서”となっているんですね。
理解はできましたか?
整理しておきましょう。
<用言の場合>
“한다体+면서”
<体言の場合>
“体言+(이)라면서”
いずれも他人(第三者)から聞いたことを(本人に対して)、
「~なんですってね?/~なんだって?」と確認するときに使います。
では、今日の解説は以上です。
今日のフレーズは、
선생님의 아들이 백수라면서요.
=先生の息子はニートなんですってね。
でした。