짜증 나! [짜증 나.]
たまに耳にするこのセリフ。
初めて悪口を紹介します(笑)
悪口と言っても普段よく言ってしまうセリフなので
ぜひ覚えて韓国語でも言ってみてください。
あと発音が少し難しいですが、
正確な発音ができるように練習してくださいね。
では、短いですが分解します。
짜증 = 짜증は「癇癪・嫌気・うんざりすること」という意味の名詞
나 = 나は動詞나다(「出る・生じる))のタメ口
めちゃくちゃ短いですし、構造は簡単ですね。
直訳すると「癇癪出る・嫌気生じる」という感じです。
このフレーズをもう少し丁寧に原形で書いてみると、
짜증이 나다
ですね。
主語を表す助詞이が挿入されます。
もともと이があったんですね。
日本語でもそうですが、
「出る」や「生じる」の前には必ず主語が来ます。
「~が」というフレーズがあるはずです。
したがって、
「~が出る」や「~が生じる」と言うのが自然ですね。
韓国語も同様です。
나다の前に이が来るのが普通です。
ただし、この이は省略されることが多いんですね。
日本語でも「が」とか「は」を省略することがありますが、
このような助詞を省略するのは実は韓国語の方が多いのです。
そして今回の場合がそうです。
正確に言うと짜증이 나다なんですが、
짜증 나다ということの方が多いので、
今では이を入れる方がむしろ不自然になってしまいました。
なので、本来이があるべきだけども
짜증 나다というふうに이は入れないと覚えておいてください。
それでは、構造的な話はこれぐらいにして
訳の部分の解説をします。
直訳は「癇癪出る・嫌気生じる」でしたね。
しっくり来る日本語訳の答えを言いましょう。
「腹立つ・ムカつく」
です。
よく使うでしょ?(笑)
使い方は日本語と同じです。
あ、日本語でも「腹立つ」は「が」を省略していますね!
ということで、
韓国語特有の意味・表現ってわけではないので、
特にこれ以上解説することはないですね。
腹が立った時、ムカついた時に
今日のフレーズを言ってみてください。
ただ日本語でもそうですが、
あんまり本人を目の前にして言うのは避けましょうね(笑)
ドラマを見るときイライラしているシーンがあったら
注意深くこのセリフが言われるか耳を傾けておいてください。
では、今日の解説は以上です。
今日のフレーズは、
짜증 나! = 腹立つ!ムカつく!
でした。