절대로 용서 못 해! [チョrテロ ヨンソ モッテ]
前回と関連した表現です^^
この表現もけんかしてるシーンで聞くかもしれないので
ぜひ覚えてください。
分解します。
절대로 = 絶対に
※절대 = 絶対
”로” が付いた方がちょっとニュアンスが強いです。
용서 = 容赦。許すこと。許し。
못 해 = 못 하다(하다の可能否定;できない)のタメ語。
訳は簡単ですね。
絶対にゆるすことができない!
なので、スパッと言うと
絶対許せない!
です。
では今回のテーマはこれです。
”못” です。
今まで何回か出てきてますし、なんで今頃って感じもしますが、
この表現は慣れるまで難しいと思うので取り上げました。
”못” の使い方は2通りです。
①못 하다
②하지 못하다
どちらも”できない”です。
意味やニュアンスは全く同じです。
ただその単語によってどっちの表現を使う方が
言いやすいかっていうだけです。
例を出しましょう。
”먹다” (食べる)という動詞を使うと、
①못 먹다
②먹지 못하다
両方、
食べることができない、食べられない、
という意味です。
全く意味の違いはありません。
日本語では
食べることが → できない
というように、
動詞 → 否定 と表現します。
ですので、韓国語を習い始めた日本人は
②を使う人が多いです。
日本語と語順が同じですから。
でも慣れたら①の方が短いので言いやすいですし、
なにより韓国人は①の方を使う方が多いです。
すらっと①の方で言えるようになりましょう♪
それでは、もう一つ例を出します。
공부하다 という動詞を使います。
意味は”勉強する”です。
嫌な単語ですね笑
では2通りで書くと、
③못 공부하다
④공부하지 못하다
となります。
両方、
勉強することができます、勉強できます、
という意味で違いはありません・・・
・・・
という言いたいことですが、
間違いがあります。
確かに意味に全くの違いはないのですが、
使い方が違います。
間違ってるのは、③です。
なんで???
頭に???マークが浮かんだ人は素直ですね。
勉強の才能がありますよ^^
じゃあ①②で使った動詞 먹다 と③④で使った動詞 공부하다、
実は、ハングルを勉強する上で区別しなければならないものだ、
ということはご存じでしょうか?
少しハングルの説明をします。
朝鮮半島は昔、中国の影響を受けていました。
遠い昔は、中国語をしゃべっていたんです。
で、ある時の大王、世宗が自分の国独自の言語を作ることが
他国に対する権力の誇示だということで
”ハングル”という文字を作らせました。
ここまでは韓国好きの方はご存じかと思います。
それで注目すべきは、
急に新しい言語を作るなんて簡単なもんではないということです。
中国語からの切り替えは簡単にはできません。
初めの朝鮮語は中国語の発音をハングルという文字で
書き換えることから始まりました。
そして月日が経つにつれて朝鮮独自の言葉がどんどん加わっていったのです。
要は、何が言いたいかというと、
朝鮮語の中には中国の漢字を元にした単語(漢字語)と
朝鮮が独自に作った単語の2種類あるということです。
では、さっきの2つの単語を見てみてください。
どっちが漢字語でどっちがオリジナルでしょうか?
わかりますよね。
먹다 はオリジナルで、 공부하다 は漢字語です。
見分け方は簡単です。
○○하다 のような動詞は全部漢字語です。
漢字の熟語は名詞ですよね。
その名詞に 하다 を付けることによってむりやり動詞化してるんです。
さ~て、やっと③が間違ってるという話に戻るのですが、
漢字語にはちょっと注意が必要です。
動詞が漢字語の場合は、このように使います。
공부 뭇 하다
語順に注目してください。
뭇 が真ん中に来ます。
これを③’としておきます。
これは漢字語のときだけですから勘違いしないようにしてください。
ややこしいから日本人は②や④の方をよく使うというのもあります。
でもぜひぜひ①③’を使いこなせるようになってください。
ということで、長くなってしましましたが、
今日のフレーズ 절대로 용서 못 해! も
だから語順がこうなってるんだと理解してください^^
ちなみに韓国人はめんどくさがり、長いのは嫌いなので、
절대로 용서하지 못 해!
とはほっとんど言いません。
同じ意味ですけど、ネイティブはこういうふうに言うんだってことを
少しずつ感じ取ってくださいね^^
では、今日のフレーズは
절대로 용서 못 해! = 絶対許さん!
でした。