하나도 안 닮았어.
今日は簡単です。
ちゃちゃっと覚えちゃってくださいw
では、分解します。
하나도 = 하나(ひとつ)に助詞도(~も)が付いたもの
안 = 動詞の前に付いて否定を表す
닮았어 = 닮다(似る)を過去形닮았다にして、해요体の요を取ってタメ語にしたもの
では解説をしていきます。
まず、“하나도”です。
直訳通りで、日本語と使い方は同じ。
他に、例を出すと・・・
하나도 안 무서워. (ひとつも 怖くない。)
動詞が変わっただけですね。
つまり日本語でもそうですが、“하나도”のあとは普通否定形が続きます。
係り結びってやつですかね。
あるいは、こんな言い方もありますね。
하나도 없어. (ひとつも ない。)
そのまんまですね。
要は、日本語の「ひとつも」と同じと覚えておいてください。
次に、今日のテーマである、“닮았다”です。
実は、この単語は韓国語と日本語の間に微妙な違いがあって、
ちょっとややこしいです。
もちろん原形は、“닮다”です。
日本語訳は「似る」です。
さて、今日のフレーズですが、
先に正しい訳を言っておきましょう。
「ひとつも 似ていない。」
否定形だと比較がちょっとややこしいので、
否定の形を肯定に直して、「似ている」で考えます。
で、ここで「似る」と「似ている」で韓国語が違うということに注目してください。
整理すると、
“닮다” = 「似る」
“닮았다” = 「似ている」
ということは、「AはBに似ている」ってなんて言うのかと言うと、
A는 B를 닮았다.
と言います。
「~に」は、韓国語では“-를”を使うということも注意しないといけないですね。
以上のように、
「似ている」を韓国語で言うと、“닮았다”のように過去形になる、
ということを覚えておいてください。
さて、さらにもう少し勉強をしましょう。
上に書いたのは、文章の最後に「似ている」が来るときでした。
では、文章の途中や連体形で使うときは、どうなるでしょうか?
こんなときも全部過去形で表現をするのか?
次の日本語を韓国語に直してみてください。
「AとBは、似ている点があるでしょうか?」
「似ている点」という部分ですね。
“닮다”という動詞が“점”という名詞を修飾しています。
普通、動詞を現在連体形にすると、“-는”が付きます。
つまり、“닮는 점”ですね。
どうでしょう?
実は、不正解です。
このような表現はしません。
正解は、“닮은 점”です。
つまり、“닮다”を形容詞として見ているんですね。
「似ている」は状態を表しているので、形容詞的に扱います。
したがって、「似ている点」は“닮은 점”と言います。
例文全体を訳すと・・・
A랑 B는 닮은 점이 있을까요?
となりますね。
もう一つ例文を出します。
「お母さんととても似ているからいつも見間違いそうだ。」
「似ているから」という部分です。
理由を表す「~から」という表現は、韓国語にもいくつかあると思いますが、
ここでは“-아서/어서”を使って見ましょう。
復習すると、「似ている」は過去形を使うのでしたね。
となると、“닮았어서”となります。
はい、間違いです。
“-아서/어서”の前に来る動詞は、過去形は使わないという文法があるからです。
なので、いくら過去の意味を表したくても「語幹+“-아서/어서”」です。
その部分が現在形なのか、過去形なのかは文脈から判断するしかありません。
あるいは、違う表現を使うことになります。
ということで、正解は、“닮아서”です。
よって、例文全体を訳すと・・・
엄마를 많이 닮아서 항상 잘못 보겠어.
となります。
ややこしいですが、しっかりと覚えてください。
あと、最後に補足だけしておきます。
めちゃくちゃ「似ている」と言うとき、
この“めちゃくちゃ”の部分ですが、いろんな単語を使ったりします。
よく耳にするものを挙げておきます。参考にしてください。
많이 닮았다.
너무 닮았다.
완전 닮았다.
今日のフレーズは、
하나도 안 닮았어. = ひとつも 似ていない。
でした。